ユネスコ「世界の記憶」審査 2日目、事務局長に勧告へ 

 外務省に入った連絡によると、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国際諮問委員会は26日午前(日本時間26日夕)、パリのユネスコ本部で「世界の記憶」(世界記憶遺産)の2日目の登録審査を始めた。審査が全て終われば、結果をユネスコ事務局長に勧告する。登録の可否はユネスコ事務局長が正式決定するが、最終的な結果の発表日時は明らかにされていない。

 審査対象となっている日本の候補は、江戸時代の外交資料「朝鮮通信使に関する記録」、第2次大戦中に多くのユダヤ人を救った岐阜県出身の外交官杉原千畝の資料「杉原リスト」、群馬県の古代石碑群「上野三碑」の3件。


  • LINEで送る