ドローン19機を一括管理実験 福島、災害時対応も想定 

実証実験で荷物を積み、離陸するドローン=26日、福島県南相馬市

 小型無人機「ドローン」の活用がさらに進む将来を見据え、19機を衝突や無線トラブルなどを起こさずに一つのシステムで管理する実証実験が26日、福島県南相馬市と浪江町で実施された。日本無人機運行管理コンソーシアム(東京)が主催し、36の企業や団体が参加した。

 2市町では東京電力福島第1原発事故からの復興を目指し、ドローンを含むロボット産業の拠点として施設整備が進められている。

 南相馬市にある県の施設に、離着陸の状況や飛行位置をモニターで確認する運航管理室を設置した。


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