富士、箱根噴火を想定し防災訓練 神奈川県、住民らが参加 

富士山と箱根山の噴火警戒レベルが引き上げられたとの想定で行われた防災訓練=24日午前、神奈川県箱根町

 神奈川県と同県箱根町は24日、富士山と箱根山の噴火警戒レベルが5(避難)に引き上げられたとの想定で、地域住民や警察などが参加して防災訓練を同町で実施した。

 神奈川県警のヘリコプターが上空から災害情報を伝える中、箱根ロープウェイの桃源台駅では観光客役の住民や駅員が車に乗り込み、県警のパトカーに先導されて避難場所まで移動した。

 美術館などがあり、観光客が多い仙石原地区では、県警や陸上自衛隊が被災者の捜索と搬送訓練を実施。芦ノ湖周辺の住民らは自宅から指定された避難場所への経路を確認した。


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