7人全員を信任 最高裁裁判官の国民審査 

 衆院選と同時に実施された最高裁判所裁判官の国民審査で、中央選挙管理会は23日、投票結果を発表し、7人の裁判官全員が信任された。審査対象は、2014年の前回衆院選後に任命された小池裕、戸倉三郎、山口厚、菅野博之、大谷直人、木沢克之、林景一の各氏(告示順)。

 有権者が罷免を求めた率が最も高かったのは小池氏で8・6%、最も低かったのは林氏で7・5%だった。

 国民審査は有権者が辞めさせたい裁判官の欄に×印を書き、有効票の過半数となった裁判官は罷免される仕組み。7人とも罷免を求める票が過半数に達しなかった。


  • LINEで送る