NHK、障害者キャスター採用 初の試み、東京パラ見据え2人 

 2020年の東京パラリンピックを見据え、NHKは23日、障害者キャスター・リポーターとして、北海道出身の千葉絵里菜さん(22)と岐阜県出身の大学生後藤佑季さん(21)を採用したと発表した。NHK初の取り組みで、応募総数159人の中から選ばれた。

 パラリンピックの関連番組に出演し、東京大会を目指す若手選手のリポートなどに取り組む。

 脳性まひがありながら、電動車いすサッカーや車いすカーリングなどに親しんできた千葉さんは「スポーツ経験を生かしたリポートを笑顔でやりたい」と抱負を語った。難聴のため人工内耳を使用する後藤さんも、陸上短距離で活躍していた。


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