民進の前原代表が当選確実 京都2区、不安の選挙戦 

 民進党の前原誠司代表は、京都2区で自民党新人の繁本護氏らを破り、連続9回目となる当選を確実にした。自身が率いる民進党を分裂させたことに厳しい批判がある中で、これまでにない苦しい戦いを強いられたが、厚い支持基盤に支えられた。

 「合流」を主導した希望の党には参加せず、無所属で出馬したため、比例復活のない背水の陣。

 全国各地に応援演説に走り回っていたが、後半は地元入りの回数が増えた。最終日には「無所属は本当に大変で、不安だらけの選挙戦だった。(希望の党への合流について)支援者の中でも戸惑いがあった」とこぼしていた。


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