足場倒壊で男性歩行者死亡 福岡、台風影響か 

鉄製の足場が倒壊した病院の建設工事現場=22日午後7時5分、福岡市東区

 22日午後4時50分ごろ、福岡市東区千早にある病院の建設工事現場で鉄製の足場が倒れ、近くにいた歩行者の男性が下敷きになった。東署によると、男性は搬送先の病院で死亡が確認された。台風の影響もあるとみて、詳しい原因を調べる。

 署は業務上過失致死の疑いも視野に工事に関わる業者から事情を聴く。23日にも現場を実況見分する見通し。

 倒れた足場は幅数十メートルあり、歩道や車道をふさいだ。7階建ての病院を建設中で、22日は作業をしていなかった。

 福岡市内では午後5時20分ごろ、24・2メートルの最大瞬間風速を観測した。


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