中国、汪洋・韓正両氏が昇格か 最高指導部判明と香港紙 

 【北京共同】香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは22日、中国共産党大会を経て発足する次期最高指導部の政治局常務委員に、汪洋副首相(62)と韓正・上海市党委員会書記(63)が昇格する見通しだと報じた。同紙は、これで次期政治局常務委員の7人全員が判明したと伝えた。

 習近平総書記(国家主席)=(64)=と李克強首相(62)は留任。汪氏は筆頭副首相、韓氏は国政助言機関の人民政治協商会議主席に就任する見通しという。

 22日付香港紙、明報も、党大会代表に示された名簿から、習氏の腹心の王岐山氏(69)が規律検査委書記を退き、趙氏が後任となる可能性が高いと伝えた。


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