NYで辺野古移設中断求めデモ 絶滅危惧種保護で在留邦人が訴え 

20日、ニューヨークの日本総領事館前で、米軍普天間飛行場の移設工事中断を求めデモを行う在留邦人ら(共同)

 【ニューヨーク共同】米ニューヨークの日本総領事館前で20日、在留邦人らが沖縄に生息する絶滅危惧種の海獣ジュゴン保護のため、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事の中断を求めるデモを行った。

 デモを呼び掛けたニュージャージー州在住の大山紀子さん=沖縄県今帰仁村出身=は「沖縄の米軍基地問題は米国であまり知られていない。ニューヨークから訴えたい」と話した。米サンフランシスコの裁判所でジュゴン保護のため移設工事の中断を求める訴訟が継続しているのを受け、デモを9月下旬から週1回ペースで続けている。


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