三越伊勢丹が早期退職促進 制度見直し、退職金の増額検討 

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)が管理職の早期退職を促すための制度を見直し、対象年齢の拡大や退職金の増額などを検討していることが20日、分かった。ネット通販や専門店の台頭により、地方店を中心に厳しい状況が続いており、人件費削減で業績立て直しを図る。

 関係者によると、部長級の早期退職の対象年齢を現在の50歳から48歳に引き下げ、48~50歳の退職金の加算額を最大で5千万円に増額する。40代後半から50代前半の課長級でも退職金の加算額を増やす。来年3月末の退職者が対象。募集人数は定めない。近く正式に決定する。


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