外務省が魚のあらで独自ラーメン フードロス対策の一環でイベント 

外務省内の食堂で提供された魚のあらを活用したラーメン=20日午後

 外務省は20日、余った食材が廃棄されるフードロス対策の一環として、捨てられることの多い魚のあらを活用した独自のラーメンを省内の食堂で提供するイベントを開いた。今後、在京の外交団にも紹介し「もったいない精神を広げたい」(担当者)としているが、レシピ公開や商品化の予定はないという。

 ラーメンは、有名ホテルの料理長らが被災地支援を行う「料理ボランティアの会」の協力を得て開発。約100杯が職員らに無料で振る舞われた。

 試食した堀井巌外務政務官は「捨てようと思っていたものをおいしい食材に変える取り組みを日本が進めれば世界に貢献できる」と強調した。


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