将棋、羽生が初の永世7冠に挑む 将棋の竜王戦が開幕 

将棋の竜王戦が開幕し、渡辺明竜王(右)と対局する羽生善治棋聖=20日、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂(日本将棋連盟提供)

 将棋の渡辺明竜王(33)に羽生善治棋聖(47)が挑戦する第30期竜王戦7番勝負は20日、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で開幕した。羽生棋聖は今期、史上初の「永世7冠」に挑む。

 タイトル戦は八つあるが、羽生棋聖は最多の六つ(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)の永世称号を獲得。竜王を奪取すれば、今年からタイトル戦となった叡王戦を除き、永世称号規定のある7冠全てを手にする。

 注目の第1局は、竜王戦としては28年ぶりの公開対局となった。2日制で持ち時間は各8時間。20日夕に封じ手をし、1日目を終え、21日朝に再開して同日夜には終局する見込み。


  • LINEで送る