台風21号、勢力強め接近へ 23日上陸可能性 

台風21号の予想進路(20日9時現在)

 大型で強い台風21号は20日、フィリピンの東の海上を北上した。21日以降、非常に強い勢力になって沖縄に接近する見通しで、23日には西日本や東日本に接近、上陸する可能性があり、気象庁は今後の情報に注意するよう呼び掛けている。

 気象庁によると、台風は今後さらに勢力を強め、九州や四国、本州に接近する可能性がある23日まで、非常に強い勢力を維持すると予想される。

 接近が大潮の時期と重なるほか、黒潮が東海の沖で大きく南に曲がる「大蛇行」が発生しているため、特に東海から関東にかけては、高潮による浸水にも警戒が必要だ。


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