アマゾン、東京・銀座に限定バー 通販強化戦略、影響警戒も 

報道陣に公開された、アマゾンジャパンが期間限定で開くバーの店内=19日午後、東京・銀座

 インターネット通販大手アマゾンジャパン(東京)は20日から東京・銀座に10日間限定でバーを開く。実店舗を手掛けて認知度を高め、書籍や日用品と比べ利用が少ない酒類のネット通販をてこ入れする狙いだ。ファッション分野の戦略も強化しており、小売業が相次いで苦境に追い込まれる「アマゾン・エフェクト」への警戒感が高まりそうだ。

 「今の気分は?」。19日に公開されたバーはメニューがなく、タッチパネル端末で注文する。六つの質問に答えると、おすすめの酒が提案される仕組みだ。

 SNSで広めてもらい、消費者をスーパーや酒販店からネット通販に誘導していく方針だ。


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