カタルーニャ、州自治権停止へ 21日に協議 

 【バルセロナ共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州(州都バルセロナ)の独立問題で、中央政府は19日、憲法に基づく州自治権停止の措置を具体化するため、21日に臨時閣議を開催すると発表した。プチデモン州首相は、停止されれば「州議会で独立宣言を公式に採択する」と警告。双方の対立は決定的となり「カタルーニャ危機」が新たな未知の局面へ進みかねない情勢となった。

 自治権停止は1978年の民主憲法施行後初となる。中央政府のラホイ首相は州政府に19日午前10時(日本時間同日午後5時)を「再考のための猶予期限」と通告していた。


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