トランプ氏非武装地帯視察に賛否 南北境界線、緊張悪化も 

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は18日、トランプ大統領が11月上旬の韓国訪問時に、南北軍事境界線がある板門店で非武装地帯(DMZ)を視察するかどうかを巡り政権内で意見が割れていると報じた。同盟国の韓国を守る米国の決意を誇示できる半面、トランプ氏の挑発的言動で緊張が高まるリスクもあり、結論は出ていないという。

 韓国政府関係者は18日、共同通信の取材に「不測の事態を招く恐れがある」と指摘し、DMZ視察に否定的な見解を示した。

 一方、オバマ前政権でアジア上級部長を務めたメデイロス氏は、ポスト紙に、DMZを視察しない方が代償が大きいと警告した。


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