顔認証の帰国審査、羽田で始まる 日本人の手続きで運用 

運用が始まった顔認証ゲートに並ぶ帰国した旅客=18日午後、羽田空港

 出入国審査の際に、顔認証技術を活用して本人確認する自動化ゲートの運用が18日、羽田空港で始まった。当面は、日本人の帰国手続きでの運用だが、法務省は2018年度中に成田、中部、関西、福岡の4空港に導入し、出国手続きにも拡大する予定。

 利用者がパスポートを機械にかざし、有効期限などを確認。その後、内蔵カメラで顔写真を撮影し、パスポートのICチップ内の顔画像と照合、本人と確認ができればゲートが開く仕組み。

 法務省によると、他人を誤って入国させる確率は0・01%以下。マスクや帽子を着用していると、注意を促すメッセージが機械に表示される。


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