韓国原発で冷却材漏れ 南東部、手動停止へ 

 【ソウル共同】韓国の原発運営会社「韓国水力原子力(韓水原)」は18日、南東部慶州にある月城原発3号機(70万キロワット)で冷却材が漏れていることが分かり、同日夜から運転出力を下げ、手動停止させると明らかにした。

 韓水原は外部への放射能漏れなどはないと主張しているが、漏れ出す冷却材の量が増えており、1日当たり約110キロが漏れているという。

 韓水原によると、冷却材漏れの兆候は5日に分かり、8日に原子力安全委員会に報告した。同社は、漏れている冷却材の量は当局への報告義務がなく、少量だと主張している。


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