2017年10月17日 16:42 | 無料公開
東京電力と中部電力が共同出資するJERA(ジェラ)の垣見祐二社長(64)は17日までのインタビューで、火力発電燃料の液化天然ガス(LNG)に関し「産出国の開発を支援していくことが重要だ」と述べ、連携を加速させる考えを示した。生産コストを下げ、価格の低減を目指す。産出国と消費国が集まり18日に東京で開かれる「LNG産消会議」で訴える。 ジェラは両社の火力事業の運営を担い、LNGの調達量は世界有数。垣見氏は「(購入側として)採掘や探鉱、輸送の面でも協力できる」と強調した。会議の場を利用して各国の要人らと会談し、支援の具体策を探る方針だ。