日ロ共同経済活動具体化で調査団 来週後半に北方領土視察へ 

 【ウラジオストク共同】北方領土を事実上管轄するロシア側当局者は17日、北方領土での日ロ共同経済活動の具体化に向け、日本の官民調査団が27~30日の日程で択捉、国後、色丹の各島を視察する予定だと明らかにした。ただ、天候や日本側との協議次第で変更される可能性もあるという。

 当局者によると、調査団は27日に船で国後島に到着。その後、択捉島、色丹島の順に視察し、30日に再び国後島を訪れる計画。現地当局者とサハリン州政府が視察内容の調整を進めている。

 調査団は6~7月に続き、今回で2度目の派遣となる。


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