ワイン大手など州外移転 カタルーニャ独立問題 

 【パリ共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題で、16世紀創業の発泡ワイン大手コドルニウは16日、州外への本社登記移転を決定した。地元メディアが伝えた。中央政府と州政府の対立が先鋭化する中、経営への悪影響を避けるため同様の移転を決める動きが相次いでおり、大小計540社以上に上っている。

 州都バルセロナのコラウ市長は同日、地元テレビで「世界に悪影響のみが拡大している」と指摘し、プチデモン州首相に「一方的な独立宣言の断念」を求めた。


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