炎上同型ヘリ飛行再開せず 停止期限後も、在日米軍 

不時着、炎上した米軍のCH53Eヘリ周辺を確認する米軍関係者=16日午後、沖縄県東村

 沖縄県東村で不時着、炎上後に在日米海兵隊が運用停止した普天間飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターは16日、海兵隊が設定した停止期限を迎えたが、飛行は確認されていない。事故から5日が経過したが現場には黒こげのヘリが残り、目立った作業は始まっていない。

 小野寺防衛相は在日米軍のシュローティ副司令官との会談に基づき、期間は決まっていないとの認識を示している。海兵隊は、緊迫する北朝鮮情勢を含む日本国内外の情勢に配慮しながら、再開時期を慎重に検討しているとみられる。

 在日米軍司令部はニコルソン在日海兵隊司令官が再開時期を最終判断するとしている。


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