沖ノ島に世界遺産認定書 福岡知事「宝を次世代に」 

認定書を受け取った(左から)福岡県の谷井博美宗像市長、小川洋知事、原崎智仁福津市長=16日午後、文化庁

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に今年7月登録された「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県)の認定書伝達式が16日、文化庁で開かれ、小川洋福岡県知事らが宮田亮平文化庁長官から認定書のレプリカを受け取った。

 宮田長官は「地元の人たちの思いが通じた」と祝福。小川知事は「大事な世界の宝を次の世代に引き継げるようにしっかり取り組みたい」と述べ、保全や価値の伝承、観光などへの活用に官民で取り組む考えを示した。

 レプリカは、構成資産がある同県宗像市、福津市にも渡された。実物は文化庁が保管する。


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