新燃岳、再び噴火 噴煙の高さ2300メートル 

気象庁のカメラが撮影した噴煙の上がる新燃岳=14日午前10時36分

 14日午前8時23分ごろ、宮崎、鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳(1421メートル)が、再び噴火した。灰白色の噴煙は、直後に火口から約2300メートルまで上昇。煙の色も濃い灰色に変わっていった。気象庁は、火口から半径約2キロの範囲で噴石や火砕流に注意するよう呼び掛けている。

 宮崎県や鹿児島県などによると、被害情報は入っていない。

 11日に約6年ぶりの噴火があり、噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)から3(入山規制)へ引き上げられた。12日には火口からの噴煙の高さが約2千メートルに達したが、同庁は13日午後に連続噴火が停止したとみられると発表していた。


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