ロシア、臨検のサンマ漁船を解放 北海道・厚岸に戻る 

 北海道根室市の南東約300キロ沖でロシア国境警備局の臨検を受け、北方領土の国後島に留め置かれていた北海道・厚岸漁協所属のサンマ棒受け網漁船「第63福寿丸」(199トン、17人乗り組み)が解放され、14日早朝、厚岸町に戻った。

 漁協によると、乗組員の健康状態に問題はないという。

 福寿丸は5日に臨検を受け、漁獲量が操業日誌の記載より多いとの疑いを持たれ、国後島で詳しく調べられていた。


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