障害者施設の男性死亡、大阪 内臓を損傷、経緯捜査 

50代の男性入所者が死亡した障害者支援施設「太平」=13日午後、大阪府和泉市

 大阪府和泉市伯太町3丁目の障害者支援施設「太平」に入所する50代の男性が7月、内臓損傷や肋骨にひびが入るなどの重傷を負い、今月亡くなっていたことが13日、関係者への取材で分かった。大阪府警が事故と事件の両面で詳しい経緯を調べている。

 和泉市などの広域事業者指導課によると、男性は知的障害があり、7月3日夕、首がぐったりするなど体調に異変が見られ、翌4日に病院に搬送。診断の結果、膵臓を損傷するなどのけがをしていた。手術を受けいったんは快方に向かったが、その後容体が悪化し、今月9日に死亡した。

 捜査関係者によると、司法解剖の結果、死因は不詳だった。


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