2017年10月13日 21:22 | 無料公開
【ヤンゴン共同】ミャンマー軍は13日、イスラム教徒少数民族ロヒンギャの武装集団に対する治安部隊の掃討作戦で、兵士に違法行為がなかったか内部調査を行っていると発表した。 武装集団と治安部隊が8月末に衝突して以降、隣国バングラデシュに逃れたロヒンギャは50万人を超えている。国連はロヒンギャ住民の殺害や暴行など迫害に軍が組織的に加担したと非難しているが、ミャンマー政府や軍は一貫して否定してきた。 軍は内部調査チームを設置し、治安回復に向けた作戦に関わった兵士らが手続きに従って行動したか調査。結果が出次第、公表するとしている。