大政奉還150年サミット、京都 関係20自治体、交流深める 

 江戸幕府が朝廷に政権を返上した大政奉還から150年を迎えたことを受け、京都市で13日、幕末や明治維新にゆかりのある全国20自治体の首長らを集めた「幕末サミット」が開かれ、歴史や文化を通じた街づくりを話し合い、交流した。

 第15代将軍徳川慶喜が大政奉還を発表した二条城近くのホテルで行われ、出席者は和服姿で登壇して「オペラ白虎隊」(福島県会津若松市)、「龍馬の生まれたまち歩き」(高知市)など魅力や取り組みをアピールした。最後に「幕末維新の先人たちの精神と行動に学び、文化交流を通じて未来に生かすことが必要」とする共同宣言を発表した。


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