調布小型機墜落事故、遺族が提訴 「都などのずさんな管理が原因」 

 東京都調布市で2015年、小型プロペラ機の墜落事故に巻き込まれて死亡した同市の鈴木希望さん=当時(34)=の母宏子さん(61)は13日、ずさんな運航管理が事故を招いたとして、都や機体を管理していた「日本エアロテック」などに計約1億1千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴状などによると、事故は15年7月26日に発生。5人乗りのプロペラ機が調布飛行場を離陸直後に住宅地に墜落。機長と同乗の男性1人が死亡したほか、炎上した自宅にいて巻き込まれた鈴木さんが焼死した。


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