給付型奨学金2502人に決定 先行実施、月3万~4万円 

 日本学生支援機構は13日、2017年度から先行実施した返還不要の給付型奨学金の対象者が、大学など946校に進学した計2502人に決まったと発表した。私立大に自宅以外から通う住民税非課税世帯の学生や、児童養護施設や生活保護世帯出身者など経済的に苦しい学生が対象。私立校への進学者には月4万円、国公立校は月3万円を支給する。

 17年度は高校時代の成績や学習意欲の高さなどの条件を踏まえ、進学先の学校が機構に推薦。推薦受付数は2630人だった。

 2502人の内訳は、大学生1671人、短大生195人、高専生6人、専修学校生630人。


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