2017年10月13日 13:37 | 無料公開
【北京共同】中国当局に逮捕、起訴された日中青年交流協会の鈴木英司理事長の初公判が今年8月に非公開で行われていたことが13日、分かった。日本政府関係者が明らかにした。北京市内の中級人民法院(地裁)で始まったもようだが、詳しい罪名などは不明。 鈴木氏は昨年7月、シンポジウム開催の打ち合わせなどのため、北京を訪れた際に拘束された。当局は今年2月に正式に逮捕し、6月に起訴した。中国外務省は昨年7月、スパイ行為などに適用される国家安全危害容疑で関係部門が調べていると明らかにしている。 中国では2015年以降、少なくとも計12人の日本人が拘束された。