日欧がEPAで首席会合 最終合意へ懸案協議 

 日本と欧州連合(EU)は13日、経済連携協定(EPA)の首席交渉官会合を東京都内で開いた。首席会合は7月の大枠合意後初めて。積み残されていた投資分野の項目を協議し、協定の条文作成の進捗を確認。懸案を前進させ、目標とする年内の最終合意を目指す。

 日本の鈴木庸一首席交渉官とEUのペトリチオーネ首席交渉官が外務省内で会談。鈴木氏は「いくつかの問題は(合意が)簡単ではないと思っている。より複雑な問題について協議しよう」と呼び掛け、ペトリチオーネ氏は「体系的に議論しよう」と応じた。


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