新燃岳、噴煙400メートルに 今後も大きな噴火の可能性 

 宮崎、鹿児島県境にある霧島連山・新燃岳(1421メートル)では13日も噴火が続いた。気象庁は、午前9時ごろに灰白色の噴煙が火口から約400メートルの高さにとどまっているのを観測した。ただ、12日には約2千メートルまで上昇しており、噴火警戒レベル3(入山規制)を維持して注意を呼び掛けている。

 同庁によると、地下でマグマや熱水が移動することで生じるとされる火山性微動は継続。今後も規模の大きな噴火が起きる可能性があるという。

 新燃岳では11日午前5時34分ごろ、2011年9月7日以来の噴火を観測。少なくとも宮崎県内では降灰が確認された。


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