元TBS社員を略式起訴 危険ドラッグ所持罪 

 東京区検は12日、危険ドラッグを所持したとして医薬品医療機器法違反の罪で、TBSテレビ(東京)のメディアビジネス局の大下善己・元担当部長(51)=懲戒解雇=を略式起訴した。

 起訴状などによると、6月8日、東京都渋谷区の自宅や勤務先のロッカーで、指定薬物の成分を含んだ液体入りの小瓶数本を所持したとしている。

 4月上旬に都内のホテルで危険ドラッグとみられる液体を知人女性の顔にかけ、軽傷を負わせたとする傷害容疑でも書類送検されていたが、今月12日付で不起訴処分となった。

 TBSは「在職中の事案で極めて遺憾。再発防止に向けて取り組む」とのコメントを出した。


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