ガソリン、2年ぶり高値 全国平均134円90銭 

 経済産業省資源エネルギー庁が12日発表した10日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、2日時点の前回調査より1円20銭高い134円90銭だった。4週連続値上がりし、2015年9月下旬以来約2年ぶりの高値となった。

 調査した石油情報センターによると、中東の地政学的リスクの高まりを受けて原油価格が上昇し、元売り各社がガソリンの卸価格を引き上げたことが要因。一方で来週は「石油輸出国機構(OPEC)の増産傾向を背景に小幅に値下がりしそうだ」と説明している。

 47都道府県全てで値上がりした。上げ幅は滋賀の3円70銭が最も大きかった。


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