2017年10月12日 07:02 | 無料公開
【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)が11日に公表した9月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録で、参加者の多くが「中期的な経済見通しが大きく変わらない限り、年内に追加利上げをもう一回実施することが正当化される」と指摘したことが分かった。物価の低迷に懸念を示す参加者も多く、利上げできるかどうかは今後の経済データ次第になりそうだ。 9月FOMCでは、物価上昇率が目標の年2%を下回っているため、利上げを見送った。一方で景気拡大を受け、量的緩和で膨らんだFRB保有資産を10月から縮小することを決めた。