有人宇宙探査は得意技術で 文科省の小委員会が報告書 

 日本は、物資補給機など得意とする技術を生かして有人宇宙探査の国際計画に参加するべきだとする報告書を、文部科学省の小委員会が11日まとめた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が提案した日本人飛行士の月面着陸の構想は議論が先送りされ、飛行士の活動を具体的にどう進めていくのかは明記されなかった。

 政府は宇宙政策委員会などで報告書をさらに検討し、日本が議長となって来年3月に東京で開く国際会議「国際宇宙探査フォーラム」までに最終的な方針を決める。


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