東証、約21年ぶり高値 終値2万881円、景気回復期待 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 11日の東京株式市場は、世界的な景気回復期待や企業の好決算を材料に買い注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は7営業日続伸した。終値は前日比57円76銭高の2万0881円27銭で、2015年6月24日に付けた第2次安倍政権発足以降の高値(2万0868円03銭)を上回り、1996年12月以来、20年10カ月ぶりの高値を付けた。

 平均株価は、北海道拓殖銀行や山一証券の経営破綻などから始まる金融危機以前の相場水準に並んだ。

 東証株価指数(TOPIX)は1・67ポイント高の1696・81で07年7月31日以来の高値を付けた。


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