米、ヒズボラ幹部情報に13億円 国務省が懸賞金設定 

 【ワシントン共同】米国務省は10日、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラで海外でのテロ計画などを担当する幹部2人の居場所の特定や拘束につながる情報の提供者に、最大計1200万ドル(約13億4900万円)の懸賞金を払うと発表した。

 国務省高官は記者会見で、今年6月にヒズボラの工作員2人をニューヨーク、ミシガン両州でそれぞれ拘束したと説明。さらにイランがヒズボラに資金提供し、地域や世界の安定を揺るがしていると非難した。

 国務省は1997年にヒズボラをテロ組織に指定した。


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