米雑誌タイム、部数3割削減 経営改善に向けてコスト抑制 

 【ニューヨーク共同】米雑誌大手タイムが、経営改善に向けて週刊誌タイムの発行部数を約3割削減する。コストを抑えて雑誌の収益性を高めるのが狙い。ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)がタイム幹部の話として10日に報じた。来年1月から段階的に減らし、200万部にするという。

 このほか、スポーツ・イラストレーテッドやフォーチュンといった7種類の雑誌は来年から発行頻度を減らす。スポーツ・イラストレーテッドの発行回数は今年の38から来年は27にする。

 タイムは、メディア・娯楽大手タイム・ワーナーが2014年に出版部門を分離し、独立した企業となった。


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