首相、自民大幅減でも続投意向 「内輪もめ駄目」 

 安倍晋三首相(自民党総裁)は10日夜のNHK番組で、22日投開票の衆院選の結果、与党が過半数を維持すれば、自民党の獲得議席が大幅に減っても自身の続投を党が支持すべきだとの考えを示した。「与党が過半数を取れば国民が政治の安定を求めたと考える。党で内輪もめすることはあってはならない」と述べた。

 選挙後の希望の党との関係については「国会運営では協力して中身のある議論をする。その努力をするのは当然だ」と指摘した。森友、加計学園問題に関する説明責任を衆院選後も果たすと重ねて強調した。

 首相は衆院選の勝敗ラインを与党で過半数(233議席)と設定した。


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