大阪、希望不在の3極争い 維新と候補者すみ分けで 

 10日公示された衆院選で、大阪府内19選挙区に立候補を届け出た希望の党の候補者はいない。拠点を置く日本維新の会と、東京、大阪で候補者のすみ分けをしたためだ。「元民進党候補」のうち数人は府外に去るなどし、結果として8人が1、2、5、6、8、10、13、16の各選挙区で立憲民主党から立候補した。

 共産党はこのうち4選挙区で候補を出さず、自民党と維新は、公明党前職が立った3、5、6、16区を除く計15選挙区に擁立。2、4、7、9、10、12、14、15、17、18、19の11選挙区で、自民、維新、共産や立憲民主などという3極の争いの構図が鮮明となった。


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