東証、午前終値2万0769円 一時今年の最高値、米経済に期待 

 連休明け10日午前の東京株式市場は、米国経済の先行きへの期待から日経平均株価(225種)が続伸した。一時、今年の最高値を超え2年2カ月ぶりの高水準を付けた。

 午前終値は前週末終値比79円06銭高の2万0769円77銭。東証株価指数(TOPIX)は3・25ポイント高の1690・41。

 米労働省が6日発表した9月の雇用統計で失業率が前月から0・2ポイント低下し、2001年2月以来の低水準の4・2%だったことを好感した。最近の外国為替相場が円安基調で推移していることも投資家心理を明るくした。


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