ゲバラ闘争「解放のため」 死後50年でボリビア大統領 

ボリビア東部バジェグランデで開かれたゲバラ追悼式典で国歌を歌うモラレス大統領(中央)とガルシア・リネラ副大統領(左)。右はキューバのバルデス国家評議会副議長=9日(ボリビア国営通信ABI提供、AP=共同)

 【リオデジャネイロ共同】アルゼンチン生まれの革命家チェ・ゲバラがボリビア山中でゲリラ闘争中に政府軍に捕まり、39歳で処刑されてから50年となった9日、遺体が埋められたボリビア東部バジェグランデで同国政府主催の追悼式典が開かれた。左派のモラレス大統領はあいさつで「チェの闘争は侵略ではなく、この国の解放のためだった」と擁護した。

 現地の報道によると、式典には周辺国などから信奉者ら数千人が参列。ゲバラの4人の子や、ボリビアでの闘争で生き残った2人のキューバ人の元ゲリラも駆け付けた。


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