グーグルにもロシア絡み広告 米大統領選干渉疑惑 

米カリフォルニア州にあるグーグル本社=2016年7月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】ロシア政府による米大統領選干渉疑惑で、ロシア側が米グーグルの検索サービスや動画投稿サイト「ユーチューブ」などに数万ドル(数百万円)相当の政治目的の広告を出していたことが分かった。複数の米メディアが9日報じた。

 グーグルの広報担当者は共同通信に対し「グーグルには政治的広告の制限などに関する厳格な方針がある。当社のシステムを悪用しようとした試みに対する調査に重大な関心を持っており、継続中の調査に協力したい」と述べた。

 グーグルは、ロシアのIPアドレスやロシア語による設定、通貨ルーブルでの支払いに着目し、ロシアとのつながりを特定したという。


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