2017年10月9日 19:52 | 無料公開
【モスクワ共同】北朝鮮訪問を終えたロシア下院のモロゾフ議員は9日、北朝鮮が近く発射実験を計画するミサイルは過去に発射されたものと同型だが、エンジンの推進力を強化し、到達距離などの性能を高めた大陸間弾道ミサイル(ICBM)だと述べた。共同通信の電話取材に答えた。 2~6日の日程で平壌を訪れたモロゾフ氏は北朝鮮の最高人民会議の金永南常任委員長らと会談。金氏自らが発射予定のミサイルの型や到達距離などの詳細を伝え、計算式を示した上で米西岸に到達できると説明したという。 北朝鮮側は戦争への備えを固めている様子だったが、モロゾフ氏らは対話による問題解決を促した。