2017年10月9日 20:19 | 無料公開
みちびき4号機を載せ、発射場に移動したH2Aロケット36号機=9日夜、鹿児島県の種子島宇宙センター
日本版の衛星利用測位システム(GPS)をつくるための政府の衛星「みちびき4号機」が10日、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット36号機で打ち上げられる。成功すれば本格運用に向けた4基体制が整い、2018年度から誤差の小さな位置情報を提供できるようになる。
打ち上げは10日午前7時1分の予定。天候は良好で、打ち上げに支障はない見通し。センターでは9日午後、衛星を載せたロケットを組立棟から出し、約20分かけて約500メートル離れた発射地点に設置した。
みちびき4号機は、日本上空を通過する準天頂軌道を周回する。