自民・保岡元法相が出馬やめ引退 がん治療に専念、鹿児島1区 

 自民党の保岡興治元法相(78)は8日、鹿児島市で記者会見し、衆院選への立候補を取りやめると表明した。膵臓がんが見つかり、治療に専念するためとしている。政界は引退する。鹿児島1区の後継の候補者については「党本部と県連が決めることだ」と述べるにとどめた。

 保岡氏は裁判官を経て1972年に衆院議員になり、当選13回。森喜朗内閣と福田康夫内閣で法相を務めた。現在は自民党の憲法改正推進本部長として、改憲に向けた党内議論の取りまとめ役を担っている。


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