小池氏、月刊誌でも不出馬宣言 9月中に決断か 

 希望の党代表の小池百合子東京都知事が10日発売の月刊誌「文芸春秋」への寄稿で、衆院選に立候補しない考えを示していたことが8日、分かった。10日は衆院選公示日に当たる。関係者によると、9月中に寄稿。当時から衆院選不出馬の意思を固めていた模様だ。

 衆院選への自らの対応に関して「また国政に戻れば、わざわざ崖から飛び降りて都知事になった意味がない」と強調。「(都知事選で)いただいた291万票は『都知事として頑張れ』というメッセージ」とした。

 安倍晋三首相が消費税増税に伴う増収分の使途変更を掲げたことについて「とんちんかんだ」と批判している。


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