川崎市長選、現職と2新人届け出 22日に投開票 

 任期満了に伴う川崎市長選は8日告示され、いずれも無所属で、元市議の新人吉沢章子氏(53)、再選を目指す現職福田紀彦氏(45)、市民団体事務局長の新人市古博一氏(69)=共産推薦=が届け出た。福田市政への評価が主な争点で、衆院選と同じ22日に投開票される。

 福田氏は与野党相乗りの新人らを破った前回に続き、今回も政党の推薦は受けないが、自民、公明、民進各党の地元組織が支援。

 吉沢氏はハコモノ行政から脱却し、市財政の立て直しを掲げている。教員出身の市古氏は市立小中学校の少人数学級実現や大規模開発の中止を訴える。


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